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車のよもやま話~ロールスロイス~

オートショップインペリアルのブログ更新担当の中西です。

 

今日の車のよもやま話~ロールスロイス~

ロールスロイス(Rolls-Royce)は、イギリスの高級自動車と航空機エンジンのメーカーとして知られ、その歴史は20世紀初頭にさかのぼり、すこーしご紹介を♪

 

創業と初期の展開(1904年~)

ロールスロイスは、チャールズ・ロールズ(Charles Rolls)とヘンリー・ロイス(Henry Royce)によって1904年に設立されました。ロイスはエンジニアとして自動車の設計に秀でており、ロールズは販売の専門家でした。2人の協力により、高品質で信頼性の高い車両を作り出すことが目標とされた。

 

2人の名前を取ってロールスロイスなんですね!!

 

シルヴァーゴーストの誕生(1906年)

1906年ロールスロイスは

「シルヴァーゴースト(Silver Ghost)」を発表しこのモデルは「世界最高の車」と評されました。

シルヴァーゴーストはその信頼性、滑らかな走行性能、高級感で名声を博し、ロールスロイスを高級車の代名詞に押し上げました。

 

 

航空エンジンの進出(第一次世界大戦)

第一次世界大戦中、ロールスロイスは

自動車生産だけでなく、航空機エンジンの製造にも進出しました。

1914年に「イーグル」エンジンを開発し、イギリス軍の航空機に使用されました。これにより、

ロールスロイスは航空エンジンの分野でも大きな影響力を持つ

ようになりました。

 

戦後の拡大と新モデル(1920年代~1930年代)

戦後、ロールスロイスは自動車事業を継続しながら航空エンジンの分野でもさらに拡大しました。

1931年、ロールスロイスはベントレー(Bentley)を買収し、これにより高級車市場での影響力を一層強化しました。

 

やっぱりやり手ですね・・・(笑)

 

ジェットエンジンの時代(第二次世界大戦後)

第二次世界大戦後

ロールスロイスはジェットエンジンの開発に乗り出し、航空産業の変革に寄与しました。

1950年代には、ロールスロイスのジェットエンジンが商用航空機にも採用され、世界中の航空会社に影響を与えました。

留まることを知らないロールスロイス・・・(笑)

 

財政危機と分社化(1970年代)

1971年、ロールスロイスは財政難に陥り、会社は国有化されました。

1973年、自動車部門は「ロールスロイス・モーターズ(Rolls-Royce Motors)」として分離され、航空エンジン事業は「ロールスロイス plc」として引き続き運営されました。

どんな会社にも山あり谷あり・・・すべてが順風満帆とはなかなかいかないものなんですね・・・。

 

現代のロールスロイス

ロールスロイス・モーターズ1998年にBMWによって買収され、

自動車ブランドは現在BMWの傘下で運営されています。

一方、航空エンジン事業を担うロールスロイス plc は、商用航空機や防衛産業における主要なエンジンサプライヤーとして世界的に知られています。

ロールスロイスは、自動車と航空機の両分野でその技術力と品質を世界中に知らしめ、今日に至るまでその名声を保ち続けています。

 

ロールスロイスにこんな歴史があったとは・・・

車産業はやはりおもしろい!!

 

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